切れ痔の90%は薬で治ります
便秘や下痢、主に便通異常により切れ痔になります。
だから、便通をちょうどいいくらいに調節して、注入軟膏を使うと切れ痔は治ります。
ただ、切れやすい肛門の人は繰り返しなることがあります。
便秘気味の人や下痢気味の人は2~3か月間続けて便通を改善する薬を飲みましょう。
継続していると切れにくい丈夫な皮膚になってきます。
切れ痔を繰り返していると、皮膚だけではなく、その下の筋肉まで切れてしまうことがあります。
この状態を肛門潰瘍(慢性裂肛)といいます。イボ(見張りイボ)が出来てくることもあります。
それでもほおっておくと、肛門が狭くなって便が出にくくなってきます。
ここまで進行すると手術が必要になることもあります。
早めに治療を開始しましょう。