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内視鏡検査

胃カメラ(経鼻、経口)

当院では、直径5.9mm(えんぴつ程度)の軟らかい極細径内視鏡を使用しています。ご希望により、鼻または口から挿入します。

鼻から入れるメリットは、鼻から食道までは一直線なので、のどの奥にカメラがあたり「オエッ」となることが少ないのと、検査中に会話ができるという点です。

鼻の奥が狭い人・変形している人はファイバーが通らないため、口からの挿入に変更することがあります。鼻から入るくらい細いカメラですので、口からの挿入でも苦痛は少ないです。

大腸カメラ

肛門より挿入し、全大腸を観察します。大腸カメラも19mmの細径ファイバーを使用しています。検査前には、下剤を飲んで、腸の中を空っぽにしておく必要があります。

ご希望により、点滴をしながら、眠っている間に検査を受けることもできます。その場合は検査後、しばらく休んでから帰っていただきます。お帰りの際、お車の運転が出来ませんので、公共の交通機関でご来院ください。

S状結腸カメラ

細径のファイバーを肛門より挿入し、直腸〜S状結腸の観察を行います。簡単な下剤処置をして行います。検査時間は5〜10分と短時間で、楽に検査を受けていただくことが出来ます。全大腸の1/3程度の長さですが、大腸がんの7割が、直腸〜S状結腸に発生します。

検査時、腸内の便を採取し、潜血反応を調べることで、その奥の病変もチェックすることができます。(肛門付近の出血がある方は、通常の便検査では、誤った結果がでることがあります)

エコー検査

エコー検査は、特別な準備を必要とせず、すぐに行うことができます。どの部位でも観察できますが、胃や腸などの管空臓器では、食べ物や便があるため、診断が困難です。

腹部:肝臓,胆嚢、すい臓、腎臓、脾臓、前立腺など
心臓:弁膜症の有無、心臓の機能など
乳腺:乳がん、乳腺症など
頚動脈:動脈硬化の程度
その他 体表:皮膚のできもの、リンパ節の診断

レントゲン

当院では、少ない放射線量で高画質なX線写真を得られる、デジタルX線装置を採用しています。フィルムを使わずにX線画像をデジタルデータとしてコンピュータに取り込むため、撮影した画像をリアルタイムにデジタル画像としてモニターに表示することができます。デジタル画像は濃度やコントラスト、拡大率などを変更できるため、病変をクローズアップするなど、より確かな診断に役立ちます。

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